ふわふわ派?速乾派?タオル選びで失敗しないための比較表!種類・厚さ・用途別おすすめ

「何となく」で選んでしまいがちなタオルですが、
種類・厚さ・用途を理解して選ぶだけで、使い心地が驚くほど変わります。
この記事では、ガーゼ・パイル・ワッフルなどタオルの“素材タイプ”、
薄手〜超厚手までの“厚み”、そして用途別おすすめをわかりやすく整理しました。

タオルの種類(素材)と特徴

種類特徴向いている用途
ガーゼタオル薄くて乾きが早い/柔らかい赤ちゃん・敏感肌、外出用
パイルタオル(一般的)吸水性◎/ふっくら・標準的家庭用全般、日常使い
ワッフルタオル凹凸のある触感/乾きやすいキッチン・洗面所
シャーリングタオル表面が滑らか/高級感来客用・ギフト
今治タオル上質パイル/吸水性トップクラスバスタオル・フェイス兼用
マイクロファイバータオル超吸水/速乾スポーツ・アウトドア

厚さ(タオル密度)による違い

厚さ特徴代表タオル
薄手軽い・乾きが早いガーゼ、ワッフル
中厚吸水性と扱いやすさのバランス一般的なパイル
超厚手吸水性・保温性◎/ふかふかホテル仕様・今治

👉 基本は 「中厚=万能」 と考えてOK。
 毎日使いなら中厚、肌への優しさ重視なら薄手、贅沢な使い心地には超厚手がおすすめです。

タオルの「厚さ(密度)」を表すときに一般的に使われる単位は――

GSM(grams per square meter/g/㎡)

です。

GSMとは?(グラムズ・パー・スクエア・メーター)

  • 1平方メートルあたり何グラムあるか で生地の密度を表す単位
  • 数値が大きいほど「厚手・高密度・ふかふか」なタオルになります
GSM特徴
200〜300g/㎡薄手・軽量(ガーゼやホテルのフェイスタオル)
300〜500g/㎡標準的な厚さ(一般的なパイルタオル)
500〜700g/㎡厚手・高級タイプ(今治・ホテル仕様)

用途別で選ぶおすすめタオル

用途おすすめ素材おすすめ厚さ理由
フェイスタオルガーゼ/パイル薄手〜中厚毎日洗う&肌に当たる
バスタオル今治/パイル中厚〜超厚手吸水性と包み込み感
キッチン用ワッフル/ガーゼ薄手水気が多く乾きやすさが必須
スポーツ用マイクロファイバー薄手汗を素早く吸収して軽量
来客用シャーリング/今治中厚〜厚手高級感があり手触り◎
アウトドア用ガーゼ/マイクロファイバー薄手洗いやすく早く乾く

タオルをふわふわに洗濯するコツ・雑学

  • 柔軟剤は使いすぎるとかえって吸水性が下がる
     →繊維がコーティングされることで“水を弾くタオル”になってしまうため
     →柔軟剤を使うのは2〜3回に1回でOK
     
  • 洗剤は「弱アルカリ性」より「中性洗剤」のほうがふわふわになりやすい
     →弱アルカリ性は汚れを強く落とすが、繊維の油分も落としてしまうため
     →中性洗剤はダメージを抑えて洗える(今治タオル公式でも推奨)
  • 脱水は短め(30秒〜1分程度)で止めると繊維がつぶれにくい
     →強い遠心力 × 長時間 → パイルが寝てしまいゴワつく原因に
     
  • 乾燥機を使う場合は“低温”がふわふわのポイント
     →高温だと繊維が焼け、固くなる
     →タオルだけで低温乾燥 → 最後に10〜20秒だけ自然乾燥で湿気を逃す
  • 天日干しなら「最後に軽くタオルをはたく」だけでふっくら復活
     →乾いた直後にパタパタ叩くとパイルが立ち上がる

【Q&A】よくあるタオル選びの疑問

Q:バスタオルは大きい方がいい?
A:一人暮らしならフェイスタオル2枚使いでもOK。乾きやすく洗濯もラクになります。

Q:柔らかいタオルはすぐヘタらない?
A:今治タオルのような高密度パイルなら長持ちします。柔らかさ+耐久性の両立が可能です。

Q:赤ちゃん用には何がいい?
A:ガーゼタオル一択。軽くて擦れても痛くならず、洗濯回数にも強いです。

まとめ

タオル選びは「素材 × 厚さ × 用途」で選ぶだけで、自分にピッタリの1枚が見つかります。
▼簡易チャートで迷ったらこれ!

あなたの目的おすすめタオル
肌への優しさ重視ガーゼ(薄手)
毎日使う定番パイル(中厚)
ホテルのようなふかふか感今治タオル(超厚手)
外出・スポーツ用マイクロファイバー

肌への優しさ重視

毎日使う定番

ホテルのようなふかふか

適したタオルを選ぶだけで、日々の“ちょっとした満足感”が変わります。
ぜひ今日の買い替えの参考にしてみてください。

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