
引っ越しの荷造りで最も頭を悩ませるのが「捨てるか残すか」の判断です。新しい生活に向けて荷物を整理する中で、使わないけど捨てにくい物や、思い出があって迷うものも多いもの。この記事では、引っ越しで迷いやすい物の具体例と、後悔しない捨て方のポイントを紹介します。
捨てるか迷いやすい代表的な物
引っ越しで特に迷うのは「衣類」「家電」「本・雑誌」「食器」「趣味・収納グッズ」です。具体的な例を見てみましょう。
カテゴリ | 具体例 |
---|---|
衣類 | ほとんど着ていない服、古い部屋着、冠婚葬祭用の服 |
家電 | 壊れていないけど古い家電、使っていない調理家電 |
本・雑誌 | 一度しか読んでいない雑誌、資格教材、漫画 |
食器 | 来客用セット、もらいものの食器 |
趣味・収納グッズ | 使っていないスポーツ用品、空箱、紙袋など |
これらは「必要か不要か」の判断が難しく、時間がかかる荷造りの原因になりがちです。
捨てるか判断するポイント5つ
迷った物は、次の5つの基準で判断するとスムーズです。
- 1年以内に使ったか
→ 使っていなければ新居でも不要な可能性大。 - 新居で使うイメージがあるか
→ 置く場所や使う場面が想像できないものは処分候補。 - 高かったから捨てられないだけではないか
→ 価格にこだわるより、実用性で判断。 - 今買うとしても同じものを選ぶか
→ 過去の価値ではなく、未来の生活に必要かで考える。 - 持っていくと引っ越し費用が高くなるか
→ 大型家具・家電は特に費用に直結。必要性を再確認。
捨てずに活用する方法
どうしても捨てるのが惜しい場合は、以下の方法で再利用や買取が可能です。
- フリマアプリに出品:メルカリやラクマで売る
- リサイクルショップ・買取業者:家具や家電をまとめて査定
- 不用品回収業者に依頼:まとめて処分可能で手間が少ない

ポイント:処分したいものが大量にある場合や、持ち運びが大変な大型家電・家具は、不用品回収業者にまとめて依頼するのがおすすめです。多くの業者は買取サービスにも対応しているため、不要品の一部は買い取ってもらえる場合もあります。手間をかけずに引っ越し準備をスムーズに進めることができます。
段ボールの梱包方法:基本のステップ

- 段ボールの準備
- 強度のある段ボールを選ぶ(引っ越し用の新品または頑丈な中古)。
- 底が抜けないように、テープで補強しておく。
- 底の部分は縦と横にクロスする様に止めると底が抜けにくい
- 重いものは小さい箱に、軽いものは大きめの箱に
- 本や食器など重い物は小さめの箱でまとめると持ち運びが楽。
- タオルや衣類など軽い物は大きめの箱でもOK。
- 隙間を埋めて衝撃を吸収
- 新聞紙や緩衝材、タオルなどを詰めて中身が動かないようにする。
- 食器や壊れ物は特に個別に包んで衝撃吸収。
- 箱のラベル付け
- 「割れ物」「衣類」「本」など用途を明記。
- 開ける順番や部屋ごとに色分けすると、引っ越し後の整理が楽。
- 重ね方・積み方の注意
- 重い箱は下に、軽い箱は上に積む。
- 高く積みすぎると運搬時に崩れるので注意。
便利アイテム
- 梱包テープ(幅広で強度があるもの)
- 緩衝材(プチプチ、新聞紙、衣類)
- マジックペンやラベルシール
- 引っ越し専用段ボール(持ち手付きが便利)
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ポイント
- 「重いものは小さめ、軽いものは大きめ」→ 運搬がスムーズ。
- ラベルを付けることで「開ける順番」「設置場所」を管理。
- 壊れ物は二重梱包で安心。
まとめ
引っ越しの荷造りで迷う物は誰にでもあります。大切なのは「過去ではなく未来基準」で判断すること。1年以内に使ったか、新居で活用できるか、費用対効果を考えることで、スムーズに荷物を整理できます。フリマや買取、不用品回収を活用すれば、捨てる判断も無理なく行えます。
ポイント:迷う物は「とりあえず保留」にして、最後に再チェックするのがコツです。
新しい生活は、荷物を整理して身軽にスタートしましょう。