あなたの家は大丈夫?汚さレベルをセルフチェック

「部屋が片付かない」「家の中がごちゃごちゃしている気がするけど、どのくらい汚いのか分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、自分の家の状態を客観的に判断するのは意外と難しいものです。そこで今回は、家の汚さレベルをセルフチェックできる診断リストをご用意しました。

この記事では、簡単なチェック項目に答えるだけで、あなたの家が「まだ大丈夫」なのか、それとも「片付けが必要なレベル」なのかを判定できます。さらに、レベルごとの改善ポイントやおすすめの片付け方法も紹介するので、読み終わるころにはすぐに行動に移せるはずです。

「友達を呼べない」「探し物が多い」と感じている方は、ぜひこの記事で自分の家の汚さ度合いを診断して、スッキリ暮らすための第一歩を踏み出してみましょう。

家の汚さレベル診断(チェックリスト)

当てはまるものに「YES」で答えてみてください。
YESの数が多いほど、あなたの家は「汚さレベル」が高い可能性があります。
汚さレベル数の判定はチェックリストの次項目にご用意しています。

リビング編

  • 床に物を直置きしている
  • テーブルの上に郵便物や書類が山積み
  • ソファや椅子が物置代わりになっている
  • リモコンや小物があちこちに散乱している
  • 来客があると「とりあえず隠す片付け」をしている

キッチン編

  • シンクに洗っていない食器が常にある
  • 調味料や調理器具を出しっぱなしにしている
  • 冷蔵庫に賞味期限切れの食品がある
  • ゴミ箱がいっぱいでも捨てずに放置する
  • コンロやレンジの汚れを長期間放置している

寝室・クローゼット編

  • 衣類が床や椅子に積み重なっている
  • 季節外の服を片付けず、クローゼットがパンパン
  • どこに何をしまったか分からなくなる
  • 靴下や下着が片方だけ見つからないことがある
  • ベッドの下が物でいっぱい

水回り編(お風呂・トイレ・洗面所)

  • 洗面台に使っていない化粧品や小物が散乱
  • バスタオルや衣類を脱ぎっぱなしにしている
  • 排水溝の掃除を数週間以上していない
  • トイレットペーパーや洗剤のストックが管理できていない
  • 掃除道具がどこにあるか分からない

掃除・生活習慣編

  • ホコリが溜まっていても気にならない
  • 床に落ちたゴミや髪の毛をそのまま放置する
  • 掃除機を1週間以上かけていない
  • ゴミをまとめた袋を玄関やベランダに放置している
  • ペットや子供のおもちゃが散らかりっぱなし

その他・暮らし全般

  • 探し物に毎回5分以上かかる
  • 家のどこかで「ここはカオス状態」と思う場所がある
  • 部屋にいると気分が落ち込むことがある
  • 家族や同居人に「片付けて」と言われる
  • 「そろそろ片付けなきゃ」と常に思っている

あなたの「YES」の数はどのくらいありましたか?次の項目で診断結果を見てみましょう。

診断結果(汚さレベル判定)

🌱 レベル1(0〜5個:とてもきれい)

  • 状態
    整理整頓され、清潔感もあり理想的な状態。突然の来客でも安心して迎えられます。片付けの習慣がしっかり身についているため、散らかってもすぐにリセットできる力があります。
  • 改善ポイント
    今の状態をキープすることが一番大切です。新しい物を購入したら「1つ入れたら1つ手放す」を意識すると、物が増えすぎるのを防げます。また、季節の変わり目ごとに「不要品チェック」をすると、常にフレッシュな状態を保てます。
レベル1向けアドバイスをみる

すでに片付け習慣が身についている理想的な状態です。
このまま維持するために、物を増やしすぎない意識を持ちましょう。
「1つ買ったら1つ手放す」ルールを実践すると、無駄がたまりません。
季節の変わり目にクローゼットや収納の見直しをするのもおすすめです。

🍀 レベル2(6〜10個:まあまあきれい)

  • 状態
    普段の生活に大きな支障はないけれど、テーブルや床に物が一時的に散らかることがある状態。来客の前には少し片付けが必要です。基本的にはきれいですが、「溜まりやすいスポット」がいくつか存在している段階。
  • 改善ポイント
    片付けの大敵は「後でやろう」と思うこと。郵便物や書類は「その日のうちに仕分け」する習慣をつけましょう。さらに、日用品や雑貨は「定位置」を決めて必ず元に戻す仕組みを作るのが大事です。収納グッズを使うと見た目も整いやすくなります。
レベル2向けアドバイスをみる

散らかる場所は決まっているはずなので、「郵便物は玄関で仕分け」「カバンの中身は帰宅後すぐ整理」など、片付けの“習慣化”を意識しましょう。
「ちょい置き」が増えやすいので、小物入れやトレーなどの収納グッズを活用すると効果的です。
1週間に1回、机やテーブルの上を“リセット”する日を決めておくと、散らかりを防げます。

🌼 レベル3(11〜16個:やや散らかり気味)

  • 状態
    床や机の上に物が常に出ている状態で、探し物に時間がかかることも多い段階。来客の予定があると「片付けなきゃ」と慌ててしまうことが増えます。生活にストレスは少しずつ積み重なり、気づかないうちに疲れの原因になることも。
  • 改善ポイント
    まずは「完璧に片付けよう」と思わないこと。1日15分だけ「片付けタイム」を設定し、小さな場所から取り組みましょう。机の上や玄関など、人目につくエリアを優先するとモチベーションが上がります。また、使っていない物は「保留ボックス」にまとめ、定期的に見直して手放すクセをつけると効果的です。
レベル3向けアドバイスをみる

探し物が多くなってきている段階なので、「1日15分の片付け時間」を作るのがおすすめです。
エリアを小分けにして「今日は机の上だけ」「今日はクローゼットの右側だけ」と進めると挫折しにくいです。
「保留ボックス」を作り、迷う物をとりあえず入れておき、1か月後に処分するか判断する仕組みをつくりましょう。
収納を増やすより「不要な物を減らす」ことを優先すると、スッキリ感が出やすいです。

🌷 レベル4(17〜23個:かなり散らかり)

  • 状態
    部屋全体が雑然としており、「どこから片付ければいいか分からない」と感じるレベル。物が多すぎて収納が追いつかず、掃除もしづらくなっています。精神的にも「片付けなきゃ」というプレッシャーを感じやすく、片付けがストレスになっていることも。
  • 改善ポイント
    いきなり全体を片付けるのではなく、エリアを区切って取り組みましょう。「今日は机だけ」「今日はクローゼットの左側だけ」と小さな成功体験を積み重ねることが重要です。また、「1年以上使っていない物は手放す」など、自分なりのルールを作ると判断がしやすくなります。大きな家具や不用品はフリマアプリやリサイクルショップを利用すると、手放すハードルが下がります。
レベル4向けアドバイスをみる

片付けが「重荷」になっている可能性があるので、小さな成功体験を積み重ねましょう。
「今日は床が見えるようにする」「今日は机の半分だけ」など、具体的にゴールを設定するとやる気が出ます。
不要品は「捨てる・売る・譲る」の3択で即判断するクセをつけると効率的。
思い切って「断捨離デー」を決め、まとまった時間で一気に物を減らすのも有効です。

🌋 レベル5(24〜30個:汚部屋レベル)

改善ポイント
一人で片付けを進めるのは大変なので、家族や友人に協力をお願いしたり、プロの片付け代行サービス・不用品回収業者を活用するのがおすすめです。まずは「床を見えるようにする」ことを目標にし、大きな不用品を外に出すことから始めましょう。その後、小物や日用品を少しずつ整理する流れにすると、確実に改善につながります。「収納を増やす」よりも「物を減らす」を徹底することが最短ルートです。

状態
生活や健康に支障が出始める危険ゾーン。物の山で動線がふさがれていたり、掃除ができず衛生面にも問題が生じやすい状態です。「片付けたいけど、どこから手をつけていいか分からない」と感じて放置してしまうケースが多く見られます。

レベル5向けアドバイスをみる

自力で片付けるのは難しい段階。無理せず家族や友人、あるいは片付け代行サービス・不用品回収業者に頼りましょう。
最初の目標は「床を見えるようにする」こと。大きなゴミや不用品から先に取り除くと一気に片付きます。
部屋がすっきりすると気持ちも軽くなるので、その後は「1日10分の維持片付け」を習慣にしていきましょう。
収納を買い足すのではなく、「物を減らす」を徹底することが改善の近道です。

片付けをすることで得られる6つの良い事

片付けをすることで、ただ部屋がきれいになるだけではなく、日常生活や心の状態にもさまざまな良い影響があります。

  1. 探し物の時間が減る
    物が整理されていると、必要なものをすぐに見つけられるようになります。探し物に費やす時間やストレスが減り、生活の効率もアップします。
  2. 気持ちが前向きになる
    散らかった部屋は無意識にストレスを感じやすく、心も落ち込みがちです。片付けることで空間が整い、気持ちがスッキリして前向きに行動できるようになります。
  3. 部屋が広く感じられる
    不要な物を減らし、収納の工夫をすると、部屋の空間が広く感じられます。狭い部屋でも快適に過ごせるようになり、居心地が良くなります。
  4. 無駄な買い物が減る
    物の場所や量を把握できるため、同じ物を重複して買うことが減ります。お金や時間の節約にもつながります。
  5. 健康面や衛生面で安心
    床や机の上に物が散乱していると、ほこりや汚れが溜まりやすくなります。片付けをすることで、衛生的な空間を保ち、健康リスクを減らすことができます。
  6. 集中力や生産性が向上する
    整理された環境は、作業や勉強に集中しやすくなります。仕事や趣味の効率も上がり、充実感を得やすくなります。

まとめ

今回ご紹介した「家の汚さレベル診断」を使えば、自分の家の現状を客観的に把握できます。レベル1〜5までの判定で、どのくらい片付けが必要かが一目でわかりますし、それぞれのレベルに合わせた改善アドバイスを実践すれば、少しずつでも部屋が整っていくのを実感できます。

片付けには単なる「掃除」以上のメリットがあります。探し物が減り、時間やお金を節約できるだけでなく、気持ちもスッキリして集中力や生産性も向上します。部屋が整うことで、家族や友人を気兼ねなく招けるようになり、生活の質そのものが上がるのです。

最初は小さな一歩からで大丈夫です。「今日は机の上だけ」「今日はクローゼット半分だけ」といった短時間の片付けを積み重ねることで、やがて大きな変化につながります。

この記事をきっかけに、まずは自分の家の汚さレベルをチェックし、今日から少しずつ片付けを始めてみましょう。整理された空間で過ごす時間は、心も体も快適にしてくれます。

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